令和6年(2024年)7月31日(水)に、厚別南地区センター主催で開催された、「夏の子ども工作会」の講師として参加しました。
延べ12名の小学生が、乾電池の容量が使用可能かをLEDの光で判定できる電池チェッカーと、
ボトルを押すと中の人形が回転しながら上下に浮き沈みする浮沈子を作りました。
◎電池チェッカーの作成風景 電池は生活になくてはならないものですが、残念ながら肉眼ではその残量を知ることができません。電池チェッカーを使えばその残量を目で見て確認でき、最後まで無駄なく電池を使い切ることができる優れものです。
◎浮沈子の作成風景 ペットボトルの側面を押すと中に入っている魚が沈み、手を離すと浮いてくる楽しいおもちゃです。浮き沈みする原理は、「密閉容器中の流体は、その容器の形に関係なく、ある一点に受けた単位面積当りの圧力をそのままの強さで、流体の他のすべての部分に伝える。」というパスカルの原理と、「液体や気体中の物体は、その物体が押しのけている流体の質量が及ぼす重力と同じ大きさで上向きの浮力を受ける。」というアルキメデスの原理という、2つの原理で説明できます。中学校でこの原理を習いますので、その時今日の体験を思い出して欲しいと思います。